なんと既存の開き戸の写真を、工事前に撮り忘れてしまいました!
Beforeの写真を見ていただけないのが残念でなりませんが。。。
引戸に変身した後、お客様が「すっごくよくなった!」とべた褒めだったので、お披露目です。
引戸を開けた感じはこんな感じです。
色も和室に合う感じの色をお選びいただきました。
今回は畳が傷んでいたので2枚だけ畳の表替えをしました。
ですので畳の色が違う部分が写真に映っていますが、戸を上のレールで吊ってあるので、元々ある畳もそのままで取付け可能です。
工事は簡単!
①既存の開き戸を外す
②新しい引戸の上にあるレールを取付ける
③取付けたレールに扉部分を取付ける
壁も床も工事する必要がありません。
*お家の状況によります
ただ、枠にある元の開き戸の名残部分は補修する必要があります。
穴が開いている部分に木を埋めます。
埋木といいます。
元々の枠が日に焼けて色が変わっているので、色はどうしても合いませんが、気になるようであれば塗装することも可能です。
今回は、自然なままがいいとのことでしたので、このままにさせていただきました。
引戸のメリットは、扉を開けた時に開き戸のように可動域で場所を取らないので邪魔にならないこと。また、引戸は開閉する際、開き戸のように身体の動きが少なくて済むので、高齢者や身体の不自由な方にも使いやすい扉です。また、引戸は、風でバタンと締まることがないので通風しやすいことも利点です。開きかけの状態で、少し開けておくことも可能ですから、通風しやすかったり、子供部屋に使うと子供部屋の状態を把握しやすいこともメリットです。
引戸のデメリットは、気密性が取りにくいこと。気密性が低いということは、隙間風が入りやすく、音がもれやすいということです。また引戸だと、付けたい場所にスイッチやコンセントが付かない場合があります。引戸は犬や猫に開けられやすいので、ペットを飼われているお家は対策が必要になります。
開き戸が引戸にこんなに簡単に変わることをご存じない方も多いので、もし引戸になればもっと快適に暮らせるのにと思ってられる方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談ください。